会館ブログ(№101~)
心は高く 身は低く
オンライン授業でアバター制作
今年の長商デパート大売出しの目玉となるアバターづくりの授業を見学させてもらった。「情報」の時間を使って、オンラインで授業を行っていた。選択授業なので、かなりPC操作に手慣れた生徒たちであるが、動画になるまではかなり時間がかかると感じた。
長野商業高校は文科省の「高校DX(デジタルトランスフォメーション)加速化推進事業」の指定を受け、デジタルなど成長分野の人材育成に取り組んでいる。今回のアバターづくりは、長商デパートメタバース導入アドバイザーである株式会社デジタル・メディア・ラボの小林正俊氏(pick up リレーで紹介)の協力を全面的に受けて行っている。
第100回長商デパート大売出しまで、あと3か月。 頑張れ、長商生!
(7月17日)
キック・ボクシングを間近で見てきました。
ISKA北陸・甲信越ブロック大会代表の中川正士さんの誘いを受けて、
“キック・ボクシング”を長野東和田運動公園に見に行った。大会名は、「昇鷹伝Kickboxing『ISKA北陸・甲信越カップ』」とあった。この大会は2024年10月にオーストリア共和国首都ウィーンで開催されるISKA世界大会の出場権につながる予選会も兼ねているそうだ。
昭和40年代の沢村忠の「真空飛び膝蹴り」で一世を風靡したキック・ボクシング。安全面からヘッドギアやグローブ、プロテクターは欠かせないが、闘志むき出しのパンチや蹴りの応酬はつい見入ってしまう。
女性の試合もあった。年齢が倍違うにもかかわらず、所属ジムの大きな声援を受けて打ち合う姿は凄まじい。スポーツにルールはつきものだが試合を安全に進行させる審判の役割は大きいと感じた。気づいたことがもう一つ。参加した選手の胴回りがみな締まっていることだ。ストレス解消と減量にはいいかもと、自分をみてそう思った。(7月15日)
〇中川正士氏(高46回)
極真会館 極真勇姿舎 長野・新潟・大阪・和歌山・沖縄統括
沖縄剛柔流拳志會空手道古武道 長野支部長
ISKA北陸・甲信越ブロック大会実行委員 他
山賊焼を食らう。
今日は野球大会の初戦。負けたら次がないので、朝7時前の快速に乗り、松本に向かった。試合に勝ったら昼は山賊焼き、負けたらかけそばと自分に言い聞かせ、バスで球場に向かった。平日ということもあり、観客は両校の保護者応援団と一般の観戦者50人程度であった。
試合は松本第一高校に専攻されたが、長商は終始押し気味で試合を進めた。9回表に追いつかれはしたが、その裏に得点をあげ勝利を手にした。勝因は長商が松本第一高校に打ち勝ったことと、先発した加藤投手の好投に尽きる。加藤投手は背番号「6」を付けながら先発し、9回表にリリーフで再登板しながらも松本第一高校の強力打線の流れを断ち切った。勝者チームしか与えられない校旗掲揚。試合に勝った高揚感より球場で校歌を歌う“感動”を味わい続けてほしい。(7月8日)
学校祭の最後を飾るファイアーストーム。
普通高校の生徒会最大行事は、文化祭である。この日のために生徒会役員をはじめ3年生は全エネルギーを注ぎ込む。今は文化祭というより、祭やフェスタの色合いが濃く、来場者が楽しめる催しものが主流になっている。長野吉田高校の “暁峰祭68th” と長野高校の“KINSHI FEST 76”を見に行った。両校とも多くの来客で賑わっていたが、そのほとんどが中高校生や保護者関係で、同窓生っぽい人は見かけない。文科系クラブの展示・発表より、クラスごとの催しものが大半を占めている。しかし、この行事は3年生にとっては大きな意味を持っている。それは、この行事を境に自分の進路に向けて気持ちを切り替える大事なイベントになっているからだ。その最たるものは最終日の夜に行われるファイアーストーム。火を囲んで踊り、叫び、そして絆を深める。時代が変わろうとも、次世代に受け継がれていく忘れることのない儀式である。
長商には2つの生徒主体の組織がある。一つは長商デパート。もう一つは生徒会主催の長商祭。残念ながら長商祭は非公開であるが、これから迎える進路選択や長商デパート大売出しに弾みをつけるイベントにしてほしい。(7月1日)
折り鶴3900羽の願いが天までとどけ!
3年生にとって夏の大会が最後となる。3年間の想いがこの大会に込められるのは保護者も同じだ。初戦の対戦相手が決まったその日の夕方、野球グラウンドにおいて保護者会(会長湯本浩行(高49回)氏)主催による「激励会」が行われた。「栄冠は君に輝く」の音楽にのって3年生を先頭に全員が入場。激励会のセレモニーが行われる中、母親からの贈り物ということで折り鶴3900羽が選手に手渡された。“ 3900 ”の意味は「ここまで選手の母として野球に携わることができたことへの感謝」の thank you (39)の語呂合わせで折ったというが途方もない数である。
願いのこもった折り鶴が成就することを祈りたい。母親代表の保護者から「折り鶴と “ 愛 ” を贈る。」と話された。 “ 愛 ”・・はて?
「これから愛を贈ります。」と言って、3年生の保護者が子供の前に近寄り、ハグをした。これまで何校も激励会に参列したが、こんなシーンは初めて見た。思わず目頭が熱くなった。(№2)
野球部激励会に行ってきました。
高校野球選手権長野大会で山浦修部長(高41回)が、一番引きたかった番号は開幕戦の50番。(残念ながら、当たらず)。最終的に第8シードの松本第一高校との対戦がきまった。甲子園切符は1枚だから強豪校との対戦は避けて通れないが、トーナメント戦である以上様々な思惑がゲームに大きく左右する。
最近の高校野球のルールは目まぐるしく変わっている。タイブレーク制、投手の球数制限、そして今年春の選抜大会から低反発バットに変わった。どのルールも選手の安全やけが防止、そして試合時間の短縮が主な理由だ。バットが低反発になったことからホームラン数の減少や外野への大きな飛球がなくなり、ゲームメイクも変わっていくだろう。
保護者会やOB会がしっかりしている学校はよいが、合同チームやクラブ員の少ない学校はバット1本買うにも大変だと聞く。バット1本38000円もするのだから。高8回の高本篤様(日化設備工業株式会社代表取締会長)からバット10本が野球部に寄贈された。野球関係者にとってどれほどありがたいかは説明するまでもない。(№1)
学校開校記念講演に高野登氏をお招きしました。
毎年6月の第3木曜は学校開校記念行事を行っている。今回は高24回の高野登氏にお願いした。高野氏はホームページ「活躍する同窓生」でも紹介しているが、2010年に「人とホスピタリティ研究所」を設立され、企業活性化や人材育成などのセミナーや講演で活躍されている。
「100年間の感謝を込めて」というテーマからホスピタリティの心を熱く語っていただいた。ご自身の20年間にわたるニューヨーク生活やホテルマネジメント経験から具体的な事例をもとに90分間話された。“ 挨拶をすること ” “ 人にやさしくすること ” “ 感謝をすること ”といった言葉の意味を丁寧に話された。そして、“人間力 ” を磨くことの重要性を説かれた。生徒は感謝を伝えることについて高野氏の講演から多くのことを学ぶことができたことと思う。日常生活の実践で磨き上げてほしい。
(6月13日)
PS:高野氏から点字加工した名刺をいただいた。目の不自由な方との名刺交換に役立つだけでなく、様々な人とのコミュニケーションを促すために名刺1枚にまで心配りできる方だと感嘆した。
長商デパート後援会会長の高本篤(高8回)様を囲んで長商デパート談義を行いました。
日化設備工業株式会社代表取締役会長の高本 篤様が長商同窓会総会、懇親会にご出席されました。高本様は高8回の卒業で、長商デパート後援会会長を務めておられます。長商同窓会総会に併せて、今後の長商デパート後援会の相談をしに東京からお越しになりました。高本様は高校卒業後日立製作所に就職され、その後昭和44年に現在の会社を設立しました。日化設備工業株式会社を一代で年間施工高24億円(令和5年度)の会社に育てた方です。懇親会後に高本様と第11代長商デパート社長の小林忠司(高12回)様と二次会を行い、昔懐かしい長商デパート大売出しや学生時代の思い出話で盛り上がりました。
高本様からは長商野球部にバット10本と伝記著書「辛抱は宝、継続も力」(中央公論事業出版)を寄贈していただきました。(6月8日)
100年間の感謝を込めて。
今日は2回目の長商デパート合同会議があった。第1回は全校で行われたが、今回は売場・係ごとに分かれて行った。最初に、デパート社長の挨拶が放送で流れたあと、売場・係ごとに自己紹介が行われ、主任から業務内容説明があった。本日のテーマは「100年間の感謝を込めて」をモットーに各自の想いを実習日誌に書くことだ。来週13日(木)の学校開校記念行事には、高野登(高24回)氏を招いて「おもてなし」について講演を聞くことになっている。
“ 感謝 ”という最高のおもてなしで来客者を迎えてほしい。(6月6日)
長商同窓会懇親会の準備が整いました。
令和6年度長商同窓会、役員・幹事会まであと一週間。今日6月2日は同窓会館で懇親会当番幹事の牧(高34回)さんと事務局スタッフで当日の流れや懇親会の内容について打合わせを行ったあと、プレゼント抽選景品の袋詰めを行いました。ご寄付いただいた景品の中には、元日本ハムファイターズの金子千尋サイン入りクリアファイルや水島康明(高44回)さんからの “TERMINAL51° ” Tシャツ、そして、松坂牛詰め合わせセットなど多数景品が集まりました。当日には、伊藤拓宗(高55回)さんのいろは堂 “おやき” も届くことになっています。
準備万端、整いました!! 同窓生の皆様をお迎えすることを楽しみにしております。(事務局スタッフ一同)
プレゼント景品がほぼ予定どおり集まりました。
昨年の長商同窓会総会は4年ぶりの開催となった。会長からコロナ明けだから、懇親会は少し賑やかにやろうという意向を受け、これまでの懇親会とは多少趣向を変えて行った。オープニングセレモニーでピアノと尺八のコラボ演奏で和やかな雰囲気で懇親会が始まり、会食中は長商の学校紹介ビデオやテレビ放映されたバドミントン部の活躍などをご覧いただいた。ステージでは有志が「長商木遣り」を披露し、最後にプレゼント抽選会を行った。プレゼント景品は長商タオル、ネクタイ、マスクケースなど身近にあるものを用意したが、今年は役員の皆さんに景品を寄付してもらった。同窓会館ジグソーパズルや長商デパートグッズ、Tシャツ、洗剤、漫画イラストクリアファイルなどそこそこに景品が集まった。前会長の塩沢荘吉(故人)氏のペイクックコーポレーションの「善光寺縁起そば」も景品に加えた。6月2日(日)には高34回の当番幹事と打合せを行う予定だ。年に一回の同窓生の集まり。交流の輪が広がる懇親会になるよう知恵を出し合いたい。(5月31日)
社長になりましたね!
教師にとって、教え子の成長は何より楽しみである。株式会社北條組代表取締役北條將隆(高46回)氏もその一人だ。担任ではなかったが、卒業して30年経って偶然会う機会に恵まれた。
株式会社北條組は総合建設会社として北信エリアで幅広く事業を請け負い、將隆氏は長野県の建設業協会の役員を務めている。役職柄多忙な日々を送っている將隆氏であるが、会社経営では業績の向上だけでなく従業員の福利厚生にも目を向け、ノー残業デイや女性が働きやすい職場環境づくり、そして、社会貢献事業にも力を注いでいる。
話を聞いていて、土木作業が大きく変わってきていることを知った。クレーン操作にしても手元のパソコンでできるようになっているそうで、女性の現場監督も増えているようである。今やりたいことは、フリースクールの支援であるという。将来の夢が大きく膨らんでいる様子に頼もしさを感じた。(5月29日)
全国高校野球選手権長野大会まであと42日。
長商野球部グラウンドで松商学園高校との練習試合が行われた。点を取っては、取られるというシーソーゲームが続いたが、8回に松商学園にホームラン1本と連続長打で8点をもぎ取られ、敗戦した。好カードに保護者の家族や地域の住民も多く観戦し、本番さながらの雰囲気で試合が行われた。
長商野球部はAチームとBチームに分かれて練習試合を行っているが、Aチームは小諸商業高校で遠征試合と聞いた。A・Bチームはレギュラーと準レギュラーが入り混じった混成チームの編成であるが、山浦監督のもとBチームが対戦した。素人ながら、松商学園のバットの素振りの速さを感じた。高めの甘い球が来ると90m級のフライを何本も打ち込んだ。長商はエラーや失策というよりも、松商打線に打ち負けたという印象が強い。全国高校野球長野大会まであと42日。練習試合で得た成果や課題を洗い出し、本番を迎えてほしい。(5月25日)
水島紙店からTERMINAL51゜へ
会館ブログでも同窓生を紹介しています。事務局に寄せられた情報をもとに、訪問取材を兼ねて様々な話を伺うようにしています。
株式会社水島紙店の水島康明様を尋ねました。水島様は高44回の卒業で、大学卒業後に家業である水島紙店に入社し、現在4代目社長として活躍されています。水島様の父親も長商出身で幼少の頃から長商デパート大売出しに何度も連れていかれたそうで、長商に進学することが当たり前だと思っていたようです。
水島様は長野青年会議所副理事長を務められたこともあり、広い視野で地域の将来像をみていると感じました。また、水島様は毎週土曜に社会構想大学院大学に通われ、社会構想研究科で社会貢献と経済活動の好循環を実現することについて学ばれているそうです。
水島紙店からTERMINAL51゜へと新会社にステップ・アップいく姿が印象的でした。(5月21日)
そば打ちからお料理まで、畔上さんが調理しています。
畔上さんの打つ蕎麦はオヤマボクチの繊維をつなぎに使った特色のあるお蕎麦。現在、富倉や小谷の一部地域でしか使われてなくなった幻の蕎麦。通常蕎麦はつなぎに小麦粉を使いますが、強いコシと風味を引き出すためにオヤマボクチを使っているそうです。蕎麦とのかかわりは母方の祖母が山ノ内で蕎麦を栽培していたこともあり、蕎麦打ちは自然のなりゆきのようにも思えました。畔上さんはそばつゆにもこだわっているというお話でしたが、旬の山菜天ぷらと幻のおくち蕎麦を堪能してきました。(№2)
八方味人 営業日 金、土、日、月(11時~14時)
問い合わせ先 080-7512-1225
happobijin@outlook.jp
オヤマボクチ蕎麦(幻の蕎麦)を食べに行きました。
将来の舵取りを託す。
有賀(旧姓山口)浩 氏が長野商業高校校長として赴任した。長野商業高校の校長ともなれば県内だけでなく、北信越地区や全国の校長会等で多忙を極める。単身赴任には慣れているとはいえ、健康管理には十分留意してほしいものである。有賀氏は高38回の卒業である。過去に本校出身で母校の校長になったのは故林大太郎氏だけである。長商デパート100回という節目に赴任されたのも不思議な縁を感じる。高校時代の一番の思い出は、高校1年の時に甲子園球場に応援に行ったこととお聞きした。当時の記憶は鮮明に覚えているようで昔話に花を咲かせた。長商100周年記念の年に甲子園出場した72回選抜大会では2試合とも応援に行ったそうで、かなりの高校野球ファンであるようだ。
長野県総合教育センターや長野県教育委員会事務局での勤務もあり、長野商業高校が商業教育の中核としてリードする強い気構えをお持ちだ。少子化による生徒の減少、4年制大学志向の高まり、第3期高校再編等将来にかかわる舵取りをその手腕に期待したい。(5月15日)