会館ブログ
心は高く 身は低く
巨星逝く。
高8回の一色博(白泉)さんがお亡くなりになったという訃報を新聞で知りました。書道界では第一人者として長らくご活躍された本校卒業生です。一色さんの同級にあたる柔道部の先輩から話を伺っていたので、「書家」を生業としている人がいるんだというのが最初の印象でした。学生時代は大人しい方のようでしたが、後に日本を代表する書家として一時代を築いた人は、長商出身者では前にも後にも表れない偉大な方だと思っています。直接お会いする機会はありませんでしたが、一色さんの「書道成人講座」に通っていた同僚をとおして、柔道着につける学校名「長商」という字を書いてほしいと頼んだことがあります。数日して、書道紙に数枚「長商」と書かれた字をいただきました。お礼にと心ばかりのお菓子を贈ったところ、墨字で書かれた手紙が届きました。一色さんは書家で有名な方でしたので、大変驚いたことを覚えています。県内で書道展が開催されると必ずと言ってよいほど一色さんの作品が展示されていました。その独特の書風は長商にも作品が残されています。インターハイに出場した時の写真を思い出し、掲載させていただきました。ご冥福をお祈り申し上げます。(6月8日)
お父さんも、お兄ちゃんも長商野球部でした。
№35
野球部女子マネージャーの石坂さんが監督の用事で同窓会館に来てくれました。現在、野球部のマネージャーは3年生が3人、2年生1人、1年生が1人いるそうです。野球部のマネージャーになったきっかけは、お父さんも、お兄さんも長商野球部の出身で自然に野球部のマネージャーになっていたとか。マネージャーをしていて楽しいと思ったことは、公式試合に勝ったときと、選手のみんなから感謝されたときにマネージャーをやってきてよかったと思ったそうです。
高校卒業後は人や動物に関わる仕事に就けるように専門の学校に進学したいそうです。大切にしていることは「感謝を忘れない」こと。
「今度の大会が3年生最後の試合になるので、応援をお願いします。」というメッセージをいただきました。
メモ:「少し話を聞く時間ある?」と尋ねたら、「いいですよ。」といって事務所に入ってきた。入るや否や思い出したように玄関に戻って、自分の靴を揃えてから入り直した。そんなところにも人柄が表れているマネージャーさんでした。(6月6日)
勝つ秘訣は、仲間とのグ~タッチ!!
№34 「会」 心身を合一して発射の機を熱せしむ
5月13日(土)14日(日)に長野運動公園弓道場で開催された春季北信高校総合体育大会弓道競技で見事に女子個人優勝を果たした丸山りなさんに話をお聞きました。丸山さんは他校の友達がやっていて面白そうだから弓道を始めたそうです。普段の練習は放課後の2時間程度ですが、土日は3時間のクラブ練習と2時間の自主練習を欠かさず行うそうです。弓道が上手になったのは、2年生の国体二次予選でとても悔しい思いをしたことがきっかけと語ってくれました。常にその悔しさを忘れることなく練習したので、北信越地区高校新人大会で個人2位という好成績に繋がったということでした。現在は副部長として部員40人を束ねながら、長商デパートの準備と忙しい日々を送っている丸山さんですが、高校卒業後も大学で弓道を続けるそうです。(5月30日)
長商校歌応援歌を聞きながら仕事をするのもいいもんです。
小会議室にある書棚の引き出しをみたら、「長商校歌応援歌集」のCDがあったので聞いてみた。校歌、凱歌、時軒昂は1年の応援練習で身体に染み込まされたので自然に口ずさんだ。不思議なことに、「いざ来たれ」「上野ケ原の若人が」など半世紀たった今でも頭の奥から歌詞が浮かんできた。CDは全19曲で編集されているが、知らない歌もかなりあった。英語校歌があることは知っていたが、聞くのは初めてだ。旧制長野女子商業学校校歌や敗歌まであった。このCDは長商創立100周年記念事業で作成されたものであるが、貴重な財産であると思った。
この1週間ずっと繰り返し、繰り返しCDを聞きながら仕事をした。また聞きたいと思ってはCDを流した。今ではPCの立ち上げと同じルーティンになっている。懐かしさ+エレジー・・・。同窓会懇親会の参加者に喜んでもらえそうだから、CDを持っていこうと決めた。そして、最後はやっぱり凱歌、校歌で〆ようと思う。(5月27日)
120周年記念事業で設置した「エアコン」が活躍しています。
№32 PCを活用した授業
今日は午前に授業公開、午後は育友会総会が行われました。ここにきて気温が30度を超える日があり、学校では熱中症予防対策にも注意が払われています。県からは公立高校のHR教室にエアコン設置を行いましたが、特別教室までは手が回っていません。同窓会では120周年記念事業で特別教室のほか、進路指導室、生徒指導室などに空調設備5台を設置し、生徒や先生方の学習環境を整えました。
今日は授業公開日ということで、生徒の学習している様子を参観しました。現在は1クラス40人規模ですが、教室内にはエアコンのほかWi-Fiやモニターが設置され、かつて生徒が1クラス45人以上いたころとはだいぶ教室内の環境も変わってきています。先生方もPCを使った授業が主流になり、時代の流れとともに授業方法も大きく変わってきている様子が伺えました。(5月20日)
同窓会館で「喜寿」のお祝いを計画してます。
№31 戸井田さんと宮崎さん
高校17回の戸井田さんと宮崎さんが同期会の計画で同窓会館を利用されました。これまでコロナ禍で同窓会館を使用する同窓生は皆無でしたが、ようやくここにきて動きが出始め嬉しく思います。
高校17回の同窓生は今年「喜寿」を迎えるということで、10月頃に駅前のホテルで同期会を計画する予定です。
今年の4月から、同窓会館の開館日が月曜・水曜・金曜と第2・第4土曜の午後の時間となりました。また、2週間前予約で月・水・金の夜間(17時~20時)も使用できますので、同期会の打合せや会合等にご利用ください。詳しくは、「事務局からのおしらせ」ページをご覧ください。(5月10日)
你好! 歡迎來到長野商業高中
№30 記念品交換
5月連休中に県外だけでなく多くの外国人が長野県の観光を楽しんだようだ。ようやく以前の生活に戻りつつある中で、台湾の高校生が長野商業高校の生徒と交流した。まだ、学校単位の訪日教育旅行ではないが、台湾新北市の高校から選出された職業系の学生(工業、商業、家庭、自動車等)22名と教員20名が4時間ほどの交流を楽しんだ。
歓迎セレモニーでは台湾の生徒が日本語で挨拶した。台湾では英語教育に力を入れているが、アニメの影響もあり第2外国語で日本語を選択する生徒も多い。時間が経つにつれ生徒の距離感が縮まるのを感じた。
スマフォを片手に翻訳機で会話が通じるとそのたびに歓声が沸く。お別れのセレモニーではライン交換をするのがお決まりになっている。言葉の壁はあっても国境を感じさせないのが今の若い世代だ。交流後に台湾の先生から「長商生はおもてなしに長けている」と感じたそうである。
長商デパートの経験値はここでも生きている。(5月9日)
北信地区屈指のカード、敗戦す。
№29
長野日大との準決勝。日大に勝てば久しぶりの優勝旗も夢ではなかった。両チームともエラーがなく、引き締まった展開となった。長商の丸井君は9回まで完投し、キャッチャーの湯本君も盗塁を阻止するなど日大の攻撃をよく防いだ。あと一本出れば長商が勝った試合でもあった。しかし、それ以上に長野日大の青木投手はよかった。緩急をつけたボールに翻弄された。特に、直球は130km以上でコントロールがよく、ここはというところで138kmのスピードボールを投げ込んだ。長商打線は上昇傾向にあり、打線に期待したが好投手の前に涙を飲んだという結果だった。3位決定戦で悪い流れを断ち、県大会に繋げてほしい。
準決勝ということもあり、いつもより多くの観客が入っていた。特に、若い人の姿が目立った。そのような中で車椅子で観戦している長商OBを見かけた。高19回の山中さんである。山中さんは野球部OBではないが長商野球ファンで奥様に付き添われて応援に来ていた。お身体を壊してからは、オリスタのみの観戦になったということであるが、お元気な頃は毎試合長商の応援をしに野球場に足を運んだそうである。先日、「野球は勝ちましたか?」と千葉県我孫市にお住いの方から電話をいただいた。甲子園出場の道のりは険しいが、多くの長商野球ファンがいることを忘れることなく日々の練習に励んでほしい。(5月6日)
総会案内を送付しました。
№28 右側が長野市内
令和5年度の長商同窓会総会案内を役員、学年幹事及び令和4年度年会費を納めていただいた会員の皆様に郵送しました。マスク着用が個人の判断になったことや新型コロナウイルス感染症がインフルエンザと同じ5類に引き下げられてことを受け4年ぶりに開催する予定です。
懇親会につきましては、新型コロナウイルス感染症が終息していないことや感染拡大防止を考慮し、ハガキで出欠確認できる方のみにさせていただきました。これから各支部でも総会や懇親会などの計画が進められることと思います。
今回初めて総会案内や出欠ハガキを作成しました。事務局内で準備をするので、どの程度時間がかかるか予想できませんでしたが、何とか一週間で準備することができました。封筒に貼られたラベルを見ながら封詰め作業を行いましたが、北は北海道から南は九州までと全国各地から母校長商のためにご支援をいただいていることに感謝の一言に尽きます。年会費を納めていただく方が減少し、学校や生徒の支援活動が十分できない状況にありますが、母校発展のための同窓会活動にご理解をいただきながら、年会費の協力をお願いしたいと思います。(4月29日)
長野マラソンを見てきました。
第25回長野マラソンが行われた。スタート場所が自宅近くなので、4年ぶりに行ってみた。既にスタート地点には多くの報道関係者や写真撮影をする人で込み合っていた。天気は快晴で、少し肌寒さを感じる。マラソンにはいいコンディションだ。マラソン大会は多くのランナーが一斉に走る姿を見る楽しさもあるが、ランナーのコスチュームを見る面白さもある。馬のぬいぐるみをかぶったり、頭にバルーンをつけたりと個性豊かに参加できるのも市民マラソンの醍醐味だ。しかし、今回はそのような姿をしたランナーは見当たらない。回数を重ねるごとに競技性が高まったのか、皆ランニングウエアで走っている。それでもと思い目を凝らしながら探したら、一人見つけることができた。全身白装束の白鳥姿で走っていた。思わず “いた!” と声を張り上げてしまった。10分ほどの時間ではあったが、来年も楽しみにしたいと思う。(4月23日)
春季高校野球北信地区予選の応援をお願いします。
新たに1年生15名の選手と2名の女子マネージャーが野球部に入部した。少子化やサッカー熱が高まる中で以前のような大所帯ではなくなったが、長商野球部ほど恵まれた環境で活動できる学校は少ない。まず、野球専用グラウンドを持っている。住民への騒音や打球がフェンスを越える心配はない。バックスクリーンまで111mもあるのだから。次に監督の存在だ。現在の山浦修(高41回)氏や前任の池田剛幸(高41回)氏は長商野球部OBで、実績や経験を十分積んでいる。三つめは長商野球部OB会や保護者会の支援体制が整っていることである。3拍子揃った学校は、公立高校では長野商業高校くらいであろう。また、現長野県高校野球連盟理事長は長商野球部長を務めた滝澤裕紀氏(高31回)である。
長商野球部が甲子園に行くためにはあと何が必要だろうか?
先日の日曜に上田西高校との練習試合がそれぞれの学校で行われた。
Aチームは上田西高校に行ったので、Bチームがホームグランドで試合を行った。以前は土手ファンが声援を送っていたがそれらしき人は見あたらない。また、公式戦でも観戦する長商OBの姿をあまり見かけなくなったように思う。長商OB・OGの応援は、選手のパフォーマンスをあげる原動力にはなるはずだ。4月29日(土)から春季北信越高校野球県大会北信地区予選が開幕する。家族や友人を誘って球場に出かけようではないか。(4月19日)
山田修平選手にインタビューしました。
№25 後方の横断幕は同窓会で作成
先の全国高校選抜バドミントン大会で大活躍した山田修平さんにインタビューしました。前回19号で山田さんの写真を公開した時はまだ幼さが残るように見えましたが、実際に会ってみると肩幅が広く、がっちりとした体格でした。お姉さんの影響で5歳からバドミントンを始め、既に中学の全国大会で個人ベスト8に入っていたそうです。今回の全国選抜大会ではベスト4を目指して試合に臨み、見事にその目標を達成しました。大会直後に大阪で開催されたインターナショナル大会では日本代表として青森山田高校の選手とダブルスで出場しましたが、国際試合は韓国大会に引き続いて2回目になるそうです。高校卒業後は更に高みを目指して新たな環境でバドミントンを続けるとのことですが、小山監督からは「まずは同世代で一番になることだ」と激励されていました。
山田選手のウエアにはinternationalの文字がありました。今後の山田選手の活躍を楽しみにしたいと思います。(4月14日)
ゴー ゴー レッツ ゴー レッツ ゴー 山田 !!
学校の始まりはあいさつから
№24
いよいよ本格的な学校生活が始まった。登校してくる1年生のブレザー姿が際立って見える。ピロティでは生徒会役員の生徒が“あいさつ運動”をしていた。係りの先生が率先して挨拶を行っていたが、挨拶をするほうもされるほうも恥ずかしそうで見ていて愛らしく思えた。
質実剛健の気風があったころは、先輩の姿を見かけたら挨拶をしたものだ。それも、いったん立ち止まって。その古き伝統が今も息づいているのが野球部だ。今朝も直立不動で大きな声で挨拶をしてくれた。でも、集団で挨拶されるとやっぱり恥ずかしい。(4月11日)
友の顔が目に浮かぶ・・・。
№23
珍しいことをすると、‘’珍しい事‘’が起こるものだ。日曜に同窓会館に行きパソコンを開いたら、見慣れないメールが届いていた。高校27回とあったので、同級生かなと思いつつ名前を見たら3組のUさんだった。
Uさんからは関西支部の総会を計画したいので、名簿と宛名シールを送ってほしいという内容であった。Uさんとは体育授業が一緒だったのでよく覚えている。運動神経が抜群でバドミントン部で活躍していた。すぐに顔が思い浮かんだ。現在は奈良県にお住まいで、関西支部の役員をしているらしい。「懐かしいねえ、覚えているかい?」とメールをしたら、「覚えているよ。柔道でインターハイに行ったよね。」と返信がきた。
Uさんの肩書から、就職した会社で現在も仕事をされているようだ。選抜高校野球大会を2回も見に行ったそうである。「長商よ。早く甲子園にこい!」というメッセージが添えられていた。卒業して長い年月が経った今でもこうして「長商」という名のもとに繋がっている。「長商」で共に過ごした高校時代が特別なものに思えた。(4月9日)
ホームページアクセス件数が1000件を超えました。(ありがとうございます‼)
11月にホームページをリニューアルし、新年の1月9日からホームページのアクセス件数を記録するようにしました。1月末は194件と意外と低い数字でしたが、日を追うごとにアクセス件数が増えました。
4月6日に目標にしていた1000件を超え、予想より早く達成できたことに驚いています。東方会長の挨拶でホームページやメールによるDX(デジタル トランスフォーメーション)の推進の話をされているので、引き続き情報の発信や会員の交流の輪が広がる努力をしたいと思います。何より向上心を失わないように心がけます。
1000件突破の記念写真は、これまで撮ってきた写真の中から「土筆」を選びました。つくしは「土筆」と書きますが、つくしが土に刺した「筆」のような姿をしていることにちなむと言われています。花言葉は意外、驚き、努力、向上心です。閲覧されている皆様からホームページのご感想やご意見をお聞かせいただければ幸いです。(4月6日)
落ち葉掃除をしました。
№21
同窓会館前の庭掃除をしました。昨年は8月と長商デパート前に下草刈をしましたが、5ヶ月ぶりの掃除になります。数日間天気が良かったので、乾いた落ち葉を掃くのはそれほど大変ではありませんでしたが、結構な量でした。
同窓会館は月・水・金の午後と第2・第4土曜の12時から16時まで開館します。(事前申込みで平日の夜間も利用できます。)
同窓会館が使用しやすくなりましたので、同級会や同期会の計画にご利用ください。(4月4日)
雲上殿から城山桜を撮ってみました。
今年の桜の開花は観測史上最も早いらしい。昨年、一昨年と雨風で花見前に桜の花が散ってしまうという残念な年が続いたので、今年は満開を待たずに桜見物に出かけた。穏やかな天候にも恵まれ、絶好の花見日和となった。まずは「花より団子」ということで、南石堂町のN餅屋(長商OB)でみたらし団子とよもぎ団子を買っていざ城山公園へ。皆考えることは同じようで、多くの家族連れやカップルで賑わっていた。当然、駐車できるスペースはなく、そのまま雲上殿へ移動。桜は咲いていたが、座る場所が見当たらない。仕方なく辰巳池へ。ここでも駐車できずに東和田運動公園のサブ陸上競技場へと車を走らせた。この場所は夜桜をよく見に来ていた場所で、競技場を囲むようにソメイヨシノが植えてある。桜の木の根元にシートを敷き、ようやく一息ついた。下から見上げる桜もきれいなものだなと思いつつ、森山直太朗の「さくら」をスマフォから流した。いい気分を味わった。やっぱり桜を見ながら食べる団子は最高だ。(4月2日)
男子バドミントン部 おめでとう!!

№19 小山先生より提供
昨日、長商バドミントンOB会長の和田州平氏(高27回)から吉報の電話があった。全国高校選抜バドミントン大会で山田選手が男子シングルスで3位に入ったという情報である。既に、男子バドミントン部は団体で長野県初となるベスト8に入っていたので、個人戦を楽しみにしていた矢先のことである。23日のブログでインターハイでの活躍を期待したが、早くも全国大会で入賞したことはうれしい限りである。
思えば、バドミントン部が県大会で活躍しだしたのは平成7年ごろと記憶している。当時、神林務先生(S60年~H11)が現在のバドミントン部の土台を築き、その後倉田吉春先生(H11~19)に引き継がれ全国大会の常連校になった。現在の小山智之先生は平成26年に赴任されているが、これまで多くの優秀な選手を育てている。今大会で大きくステップアップした結果となったが、インターハイでも全国に長商の名を轟かせてほしい。(3月29日)
ようこそ、長商へ
№18
今日は令和5年度入学予定者の登校日だ。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、5クラスに分かれて1時間ほどオリエンテーションを行った。受付開始の午前8時30分前にはほとんどの生徒が中学校の学生服で正面玄関を通っていった。午前8時前に登校した生徒がいたので、時間を間違えたのかなと思い聞いてみると、バスがこの時間しかなかったのだという。バス停から長商までの間何を考えながら歩いてきたのだろう。クラスメイト、担任の先生、勉強、クラブ、先輩、将来など、今は希望より不安の方が大きいかもしれない。でもその不安もあとわずか。長商に入学する生徒はみんな素直で、先生は優しく、先輩は面倒見がいい。楽しい学校生活がきっと待っているから。(3月27日)
3月の風物詩
№17
長野県教育委員会から年度末の人事異動が公表された。教職員の人事異動は毎年3月に段階的に発表され、新聞紙上に大きく掲載されるので3月の風物詩ともなっている。高校の校長職は後期選抜入試のあと、教育委員会事務局、教頭職は後期選抜合格発表前、そして、教諭・新任教員と続く。生徒数が減り、学校規模が小さくなっているので、先生方の異動人数も大分少なくなった。かつては1学年10クラス規模の学校があったので、1校10名以上の異動もそう珍しいことではなかった。
今回の管理職人事で嬉しいニュースがあった。長野商業高校出身の3名が教頭に昇任した。商業では4名が教頭になったが、内3名が長商出身者である。宮川敏晃氏(高39回)、辻 隆秀氏(高42回)、吉村(旧姓土屋)恭弘氏(高45回)の3名である。長野商業高校出身者で母校の校長になったのは第18代の故林大太郎氏(商27回)であるが商業ではない。また、長商出身者で商業高校の校長になったのは、故滝沢荘衛氏(商42A)と金井周三氏(商42B)の2名だけである。母校長商の校長として赴任する日が待ち遠しい。(3月24日)
令和5年度の活躍を期待す
№16 小林同窓会副会長より表彰(3/2)
今日は長野商業高校の3学期終業式。3年生は3月3日に卒業したので、体育館には1・2年の生徒が集まった。終業式前に一般財団法人長商会よりクラブ表彰が行われ、塚田同窓会副会長より2名の代表者に賞状が手渡された。今年はwithコロナということで通常どおりの大会が開催され、昨年より多くの生徒が表彰対象になった。
クラブ活動にとって3月の練習は県大会の成果を占う大事な時期だ。この時期に多くの対外試合を経験することで、インターハイ出場が決まるといっても過言ではない。そういう点では、全国選抜大会に出場しているバドミントン部、卓球部、女子ソフトボール部は令和5年度も大いに期待できるだろう。特に、男子バドミントン部は昨年のインターハイでベスト16を成し遂げた。主力選手が2年生だったので、インターハイの組み合わせ如何によってはベスト4以上も夢ではない。伝統あるソフトテニス部や剣道部、そして北信越大会新人戦に出場した女子バレーボール部や女子バスケットボールの活躍も楽しみである。
3月26日(日)には、長商と岩村田高校の野球試合が長商グラウンドで組まれている。昨年夏の大会では4回戦まで進んだので、まずは春季大会で勢いをつけ、夏の大会に繋げてほしい。(3月23日)
ワクワク、ドキドキがとまらない
皆さん、野球に盛り上がっていますか! いよいよ選抜高校野球が始まった。野球となれば長商も伝統校であり、2000年(平成12年)には元プロ野球選手だった金子千尋さん(高54回)が2年生の時に甲子園大会に出場した。同窓会館には第72回選抜高校野球大会のパネルが飾られている。(是非、見に来てください!!)
高校野球も近年のコロナ禍で球場の応援が出来ない年もあったが叶うようになった。高校野球観戦にあちこちの球場に足を運ぶ自分には、ちょっとしたこだわりがある。それはあえて応援するチームの相手側のスタンドで観戦すること。さすがに声援は送れず、また少々メンタルをやられる時があるが、相手側にいることでベンチにいる選手と監督の姿が見える。試合のみならず、ベンチでの様子がわかること、これが自己流の楽しみ方だ。
何はともあれ、WBCが日本で行われたことは盛り上がりが大きく、ようやく寝不足からも逃れた。いよいよ準決勝の戦いだ。そして高校野球も連日熱戦。どちらもワクワク、ドキドキがとまらない。(3月18日)
さらば、マスクよ
№14
3月13日から個人の判断でマスク着用をしなくてよいことになった。大歓迎である。遅きに失するくらいである。これでマスクともおさらばかと思いきやそうでもなさそうである。町を歩く人や通学する学生をみても皆マスク姿でこれまでとはあまり変わらない。テレビのインタビューで「いまさらマスクをはずせない」と女性が答えていた。確かに、マスク生活はこの3年で定着した。マスク美人やマスク詐欺という女性のマスク姿を揶揄する言葉も生まれた。
私にとってマスクは弊害そのものだ。相手が何をしゃべっているのかよく聞こえないからである。マスク+フェイスシールド+アクリル板+滑舌の悪い人+早口で小声の人は5悪の何物でもない。電話を受けることが多いので、電話拡声器を買った。耳がだいぶ衰えてきたので、補聴器や集音器をつけてみた。新型コロナワクチン接種を5回受けたそういう自分も実はマスク生活を続けている。花粉症防止対策で、である。(3月14日)
同窓会館にも春が来た
№13
今日は暖かいというより、暑さを感じる陽気な一日だ。普段は気にも留めない野草に目をやると、小さな青い花をさかせた野花を見つけた。オオイヌノフグリである。同窓会館の周りにも春の到来を告げるように生い茂っている。花言葉をみたら、「忠実」「信頼」「清らか」とあった。(学名:Veronika persica) その言葉の由来を調べてみると、十字架を背負うキリストの姿に心打たれた聖女ベロニカがスカーフを差し出したところ、キリストの顔の汗を拭ったそのスカーフにキリストの顔が浮かび上がったんだとか。この聖女ベロイカの敬虔な行動にちなみ、「忠実」「信頼」「清らか」といった花言葉がつけられたそうである。(勉強になるなあ。)
でも、なんで鮮やかで小さな青い花をつけるかわいらしい花が、日本では「大犬の陰嚢」なんてつけられたんだろう。(3月10日)
高校生活を楽しんで・・・
№12
いよいよ高校入試。何だか落ち着かない気持ちになる。
受検生の皆さんは、手が震える....とか、心臓が飛び出そう....とか、味わったことがない緊張が全身に走ることでしょう。今や公立の高校入試は前期選抜と後期選抜とからなり、滑り止めの併願試験も当たり前となった。私の頃はそれらがなく受検も(当時は『受験』)一本。一斉に入試を迎え、クラス全員が同じ日に合格発表だった。時代の流れと共に、高校入試は変わっていった。
私が長商を受検したのは、本来の志望だった高校を断念したからだ。併願の選択肢はなかった時代で、思い切ることはできなかった。そんな自分だったが、長商生となり、クラスの仲間や担任の先生に恵まれた。部活に励んで大ケガを経験したが、高校生活を思い切り楽しんだ。
誰もが通る高校入試。受検勉強との闘いから、いざ本番へ。最大限に力を発揮して、春を迎えてほしい。(3月7日)
卒業式を終えて
№11
同窓会事務局員のMさんがブログに参加しましたので、よろしくお願いします。
さて、今週は慌ただしかった。予想はしていたけど、時間に追われる日々が続いた。クラブ表彰の賞状印刷、定時制・全日制の卒業証書フォルダーの用意、祝電の作成、同窓会役員さんとの打ち合わせ、式典の参観、銀行業務、ホームページの更新などなど。
学校の最大行事は卒業式だが、教師にとっても、生徒にとっても「卒業」は特別なものである。卒業生が最後のホームルームを終え中庭や駐車場に自然と集まりだした。時を忘れたかのように仲間との別れを惜しんでいる。何度もみてきた光景だが、感動的なシーンである。午後4時を回り、そろそろ仕事を切り上げるかと思っていたら、予期せぬ訪問者がやってきた。「中に入ってもいいですか。」と2人の男子卒業生が顔を出した。4月からは商業系の大学に進学するという。同窓会館に入るのは初めてだといっていたが、暫く2階で卒業アルバムを見ていた。帰り際に「また、おいで。」と声を掛けたら、「ありがとうございます。」と一礼して帰っていった。 “いい青年だ” 『心は高くだぞ。』と後ろ姿にエールを送った。
新しい出発を心から応援しています
№10 3月3日
今日は、長い長い歳月を経て母校の卒業式に出席。懐かしくて涙したいところではあるが、正直とても不思議な気持ちになった。自身の頃を思い出そうと目を閉じてみたが、頭に巡る光景は我が子の卒業式ばかり。記憶はよみがえらず、歳を重ねてきたことを改めて感じた。それでも母校にいることの喜びは言葉で表せるものではなく、夢なのか、現実なのか・・・と、そんな日だった。
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。(M)
見上げてごらん夜の星を・・・
№9
令和4年度長野商業高校定時制の卒業式が行われると聞いて会場に行ってみた。場所は懐かしい食堂。もう30年前になるけど、自分もこの場所で卒業生を送り出した。入学したときは18名いた生徒が、留年や退学等で卒業は7名だった。先輩の先生から「昼間仕事をしているのだから、学校に来るだけでも褒めてあげなさい。」と言われた。でも、現実は厳しかった。1年で半数が出席日数不足で退学を余儀なくされた。入学式後に撮影した1枚の写真が今も懐かしい。定時制には第2校歌がある。坂本九の「見上げてごらん夜の星を」である。いつから歌いだしたかはわからないが、「卒業生を送る会」で必ずみんなで合唱した。その曲に、その歌詞になぜかいつも涙した。4年間を共に過ごし、共に歩んできた思いが走馬灯のように駆け巡る。修学旅行は楽しかったなあ。体育の授業でフットサルや卓球に熱中したなあ。みんな元気でいるかなあ。(3月2日)
トラ トラ 長商!
№8
「活躍する同窓生」に塚田篤雄(高27回)さんにご協力いただきました。塚田さんは現在長商同窓会の副会長であり、私と同期でもあります。高校時代はクラスも類型も違ったので、話をするということはあまりなかったように記憶しています。塚田さんと話をするようになったのは卒業後の同期会からです。高校時代にソフトテニス(当時は軟式庭球)で活躍し、自分もインターハイに出場していたのでそんな話題から話をするようになったと思います。塚田さんも私も10年ごとの同期会には必ず出席し、自然と親交を深めるようになりました。平成29年度の同窓会懇親会では一緒に当番幹事をやり、今こうして同窓会に関わっていることに不思議なご縁を感じています。
現在塚田さんは家業のほかに商連関係や商工会議所等で35の役職を抱え大変ご活躍されています。同期のトップランナーとしてこれからも走り続けてほしいと思います。(3月1日)
「ちゃす!」 長商同窓会です。
№7
訪問第一弾として長野西高校同協会(同窓会)にお邪魔しました。同窓会報と年会費振込票を3月に発送するために、例年OGの方が20人ほど集まって発送準備をするそうです。西村事務局長さんによりますと、以前は専門の業者に発送をお願いしていたが、費用が高いので少しでも経費を抑えたいという理由から15年ほど前に現在の形にしたようです。それでも印刷代や郵送料等で約300万円ほどかかるそうです。長野西高校同協会の発送数は約24000件(通信制を含む)と長商より8000件ほど多い数ですが、皆さん慣れた手つきでてきぱきと作業をしていました。
(2月22日)
「活躍する同窓生」をアップします。
凄い人がいるもんだ
同窓会事務局は、会員の年会費納入状況や会員名簿などを管理しています。仕事柄、同窓生にどのような方がおられるのか気になるところです。かつて、教員として長野商業高校に勤務し、学校創立90周年事業の準備をしていた時に二度驚いたことがあります。一度目は卒業生に弁護士になられた方がおられること。名簿を調べたら、現在も東京で法律事務所を続けられておられます。二度目は商34回の片桐匡さん(故人)です。当時、私はスキー指導員の受検のため、検定会や研修会に行きましたが、その時のスキー連盟会長が片桐さんでした。後で長商の卒業生と知って驚きと感動で一杯になったことを覚えています。令和4年度の開校記念講演は元外交官の竹本正美氏(高15回)でした。商業教育を学ばれた後に、異なった道を歩まれた方も結構おられます。
今回「活躍する同窓生」を企画しました。長商を卒業されたあと様々な分野でご活躍いただいている方々にお声がけをしました。ご了解をいただいた方から順次ホームページでご紹介していきたいと思います。
起業家や再チャレンジで頑張っている人などご紹介いただける方がおられましたら、事務局までご連絡ください。(2月18日)
あおげ若人 旭山
№4
「あおげ若人 旭山」から始まる我らが母校の校歌。長野駅から、善行寺方面から登校しても必ず旭山を仰ぎながら登校した3年間。どんな名前の山かも知らずに卒業した偉人もおられるであろう。標高785mの低山ながら120年以上長野商業高校に通う若人を静かに見守ってきた。
今朝は昨夜からの雪であたり一面が雪景色となった。昼頃には道路の雪が解けるほどの季節になったが、まだまだ寒さが身に染みるのが信州。でも、この時季は空に雲がない青空で、見ていて気持ちがいい。長商に向かいながらふと見上げた旭山が雪化粧をしていた。そそくさと同窓会館に行き、2階の窓からシャッターを切った。(2月15日)
訪日教育旅行再開
朝の新聞に「台湾修学旅行 再開向け視察」の記事が載っていました。新型コロナウイルス感染症が2019年12月に中国武漢で発症し、それ以来海外の高校生との交流は途絶えました。今年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げるのを受け、日本旅行業協会が台湾への修学旅行の本格的な再開に向けた現地視察を行ったという内容でした。長野県の修学旅行は沖縄県が多いですが、近年台湾への修学旅行が増加し、令和2年度は公私立合わせて10校程度訪台する予定でした。台湾から来る高校生の受入れは長野県が全国トップクラスで、多いときは年60校ほど交流を行いました。長野商業高校は平成29年度に宜蘭県から国立蘇澳高級海事水産職業学校と国立羅東高級商業職業学校の2校と交流を行っています。(2校とも交流をサポートしました。) また、同年に長野商業高校が国立羅東高級商業職業学校と台湾で交流を行いました。
今年の5月には台湾からの高校生を受け入れる予定があるそうです。生徒の笑顔が楽しみです。(2月14日)
富山県立桜井高校女子バスケットボール部が来校
№2
学校に大型バスが停まっていたので、どの学校かと思ったら、富山県立桜井高校女子バスケットボール部とありました。今日まで北信越高校バスケットボール大会が松本市総合体育館で行われているので、その流れで練習試合に来たらしい。本校の女子バスケットボール部も長野県代表として出場しているけど、強くなったなあ。私の高校時代は女子バスケットボールはなかった。中心は男子バスケットボールで、OBの新井文定氏(故人 商30回)が指導していた。背の小さい人で、いつもベレー帽をかぶり、サングラスをかけ、強面の人だった。同級生に聞いたら、なんでも神宮大会で全国優勝を果たした凄い人だとか。(ご自宅は新井大正堂書店として現在も信大の近くにあります。)
当時はOBがクラブ指導するのが当たり前で、先生は引率顧問だった。今の長商は、女子ソフトボール、男子バドミントン、卓球、剣道、ソフトテニスなどが全国大会の常連校になった。(すごい!!) 競技を専門に指導できる先生が揃っているのも長商の大きな魅力です。(2月12日)
花みずきの蕾が膨らんできました
№1
今日から「会館ブログ」を立ち上げました。毎日とはいきませんが、1週間に1~2回学校や地域の様子をお伝えしたいと思います。感想などありましたら、ホームページからメールでお送りください。お待ちしています。
先週の日曜は「全商商業経済試験」と聞きなれない試験が行われ、生徒の迎えで駐車場が満杯状態。今日は2月11日(土)建国記念の日。数台の車があるだけで、「静」の中に包まれています。2月に入り強い寒波の影響で道路にはまだ少し雪が残っていますが、日差しは春の気配を感じるほどの暖かさ。同窓会館の前庭に卒業記念樹として植えられた「花みずき」の蕾が少し膨らんできた気がします。