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同窓会長挨拶

同窓生そして同窓会を考える 〜挨拶に代えて〜

 同窓会報やWEBサイトに寄せられる同窓生の皆さんの寄稿は様々で、先達の方からの教訓も後進の方の頑張りにも共感を覚えることしきりです。先日も、同窓会報のバックナンバーを手を取ると、ある同窓生の寄稿が目にとまりました。その方は中学生の時に長商デパートに訪れて、活気あふれる接客、お客様や商品の品数の多さ、全てに鳥肌が立つほど感動したとの経験を語っていました。そして、この出来事に導かれて長商への入学を決意したそうです。信州教育の歴史には普通教育と共に実業教育の発祥が記されていますが、普通教育の教育のあり方と比べ、実業教育は地域の仕事と生活の中から人材を育て、言い方を変えると世の中を足元から築き上げていく人間の育成を目指したのではないか、と私は考えています。冒頭に紹介した同窓生は、長商デパートの社長を務め、金融関係に就職されたとのこと。寄稿からは、長商との出会いを原動力に、仕事人として、また人間としての生きいきとした成長の様子が見て取れます。子どもの時期からの動機を将来に繋げていかれた経緯に、個人と世の中のあるべき成長のための教育、地域に立脚した実業校の教育の真髄を見る想いがします。
 さて、今度はアメリカで働くある方(同窓生ではないはず)の、その国での働き方についての話を紹介します。求人にあたっては、大卒は当たり前なのですが、まず職歴を重視するそうです。そして、就職する人にとっては、転職はデフォルトだそうです。つまりアメリカでは長くお勤めすることはあらかじめ念頭にないというわけです。職場では、上司と部下の上下関係は重要視せずお互い対等で敬語は使わない、また残業はせず仕事以外の時間に価値を置くとのこと。給与は2週間ごとに支払われる事が多いなどの話でした。この方の話からは、これまで欧米の尾尻を追いかけて、それをよしとして来た我が国であれば、将来に危惧を抱かざるを得ないのは私だけでしょうか?
  これからの世の中の職業と生活観はどうなっていくのでしょうか。ともあれ、我々は母校の実業の学びを基盤とし、働くことの本義を求め進みたいものです。
                                                          第8代会長 小林 勝彦(高24回)                                                   

ご挨拶

  ようこそ、長商同窓会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
在校生・同窓生及び同窓会の情報発信拠点として母校の発展に寄与してまいります。いつでもご利用いただき、ご参加、ご支援をお願いいたします。
 長商は1900年の創立以来、123年目を迎えます。卒業生は2万7000余名を数え輝かしい歴史と伝統が刻まれています。旭山をあおいで青春時代に学んだ記憶は生涯の宝です。「産業の国日本に、平和を計る時は来ぬ、豊かにひろき心もて、商業の道究めつつ、励み学ばむ」と校歌を歌って3年間を過ごして人生訓を共有できたことは誇りです。
  学校の伝統行事である在校生による第99回目となる長商デパート大売出しが10月27日から3日間にわたり行なわれ、来年、100回目を迎えます。
同窓会報は昭和52年10月にスタートして今回で50号を迎えることが出来ました。あと7年に迫った130周年に向けて前進してまいります。
「われらは常に新らしく、連峰の下、いざ立たむ」
 皆様のご健勝とご多幸をお祈りすると共に、伝統ある母校の更なる発展を願い、物故者となられた会員及び教職員の皆様に祈りを捧げ、挨拶といたします。                                                              第7代会長 東方久男(高19回)                                                   
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同窓会館開館日(午後)     月、(火)、水、第2・第4土曜
  • 土曜開館日
  • 前期選抜入試のため休館
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長商同窓会事務局
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